集団回収システム
府中市は1979年度から自治会・業者・市の協力で集団回収を実施。資源物回収量の2割以上を占め、リサイクル率向上や地域コミュニティ維持に寄与。
課題
コロナ禍以降、登録団体数や古紙回収量が減少。
古紙市況はコロナ前水準に戻らず、燃料費高騰や高齢化した「一人親方」業者の存在も経営を圧迫。
昨年末、一人親方業者の入院で54団体の回収が停止し、約30団体は行政収集に切替。
市の対応と改善策
アンケートで引受可能業者を把握していたが、情報共有の遅れや代替体制の不十分さが課題。
今後は業者との情報連携強化や緊急時の調整役として市が関与する仕組みを検討。
奨励金制度
現行は紙類・古布3円/kg、瓶3円/本。市況価格を参考に数年おきに改定。
周辺市では4円/kgもあり、府中は高くない水準。
議員からは市況変動を反映した差額補填型や基礎+特別支援金の2段階方式など、実効性ある制度改善を提案。市は課題を認識し検討姿勢。
公共下水道の点検・更新
布設状況
合流式78%、分流式22%。地形や流域下水道との整合性を踏まえて採用。
点検体制
リスク評価で優先順位をつけ、カメラ調査・目視点検を実施。
腐食リスクの高い施設は年1回清掃・点検。マンホール汚泥調査も3年サイクルで実施。
更新・改修計画
2020年度策定のストックマネジメント計画に基づき、8期に分けて2035年度まで実施中。現在は第1~3期に着手。
今後の課題
維持管理費増大、技術職員育成、健全性の平準化確認、小口径取付管(陶管)の不具合対応。