2025/02/27

建設環境委員会 陳情⑤「霊連世協会による教会建築工事現場放置の改善」

 趣旨:

  • 府中市晴見町で霊連世協会が建設中の教会は、令和4年着工から3年以上にわたり工事現場が放置され、不衛生な状態が続く。

  • 建築確認表示板の掲示も行われず、近隣住民が不安を抱いている。

  • 市は業者に対して指導しているが、建築主である協会への直接指導は行われていない。

  • 陳情では、市長が建築主に建設意思を確認し、現場改善の直接指導を行うことを求めている。

議論のポイント:

  • 市側は建築基準法に基づき、施工者への指導は行っているが、工事は令和4年12月から停止中で現場に常駐せず、近々協議予定。

  • 看板の設置指導も行われているが、一部が持ち去られるなどで未設置のまま。

  • 基礎部分は完成しているが、鉄筋などは劣化の可能性があり、再開時には確認が必要。

  • 委員の意見は割れ、住民不安を理由に採択を主張する者、権限上の制約を理由に不採択を主張する者、継続審査を主張する者がいた。

結論:

  • 継続審査は少数により否決。

  • 最終的に、住民不安に配慮して陳情第6号は採択と決定。

建設環境委員会 陳情④「中河原駅交差点に横断歩道を設置」

 

  • 署名:署名397人

  • 趣旨・理由

    • 中河原駅交差点には歩道橋があるが横断歩道がない。

    • 高齢者、車椅子利用者、ベビーカー利用者などは遠くの横断歩道まで迂回する必要があり不便。

    • 一部の人は危険を冒して地上を渡っている。

    • バリアフリーの観点からも横断歩道設置が望ましい。

  • 陳情事項

    • 中河原駅交差点に横断歩道を設置し、市議会も実現に尽力すること。

  • 市側回答

    • 鎌倉街道は東京都管轄の幹線道路で、五差路で信号が連続しており、横断歩道設置で交通渋滞や事故の危険性があるため困難。

    • ただし、市は引き続き府中警察署を通じて東京都に要請中。

    • 現在、警視庁本部の回答待ち。

  • 委員会の意見

    • 継続審査を支持する委員もいたが、多くの委員が「地域住民の長年の要望」や「署名の提出」を理由に採択を支持。

  • 結論

    • 継続審査は否決。

    • 陳情第4号は採択され、横断歩道設置に向けた取り組みを進めることが決定。

建設環境委員会 陳情③「せせらぎ公園にポイ捨て禁止の注意看板を追加設置」

 


  • 要望内容

    1. ごみが多く捨てられる箇所に注意看板を追加して、公園環境を改善してほしい。

    2. 公園は他市からの利用者も多く、管理の目が届きにくいため、看板設置や樹木剪定などで工夫してほしい。

    3. 治安面の不安もあり、費用をかけずに改善できる方法を望む。

  • 現状確認

    • 南西に2か所、南東に1か所既存の看板あり。

    • 今回の陳情を受け、南東のごみ多発ポイントに2枚追加設置 → 計5枚に。

    • 市民からの直接要望はほとんどなく、陳情者は議会を通して要望。

  • 議論のポイント

    • 追加設置済みのため、陳情の趣旨は事実上対応済み。

    • 看板の多さや公園利用者のモラルの観点から、さらに追加設置の必要性は議論中。

    • 陳情が繰り返される背景には、市民への設置報告が不足していることもある。

  • 結論:陳情は不採択。議会としては、今後も市民対応の丁寧さを改善する必要があるとの指摘あり。

建設環境委員会 陳情②「最新の公園管理図面の用意」

 陳情内容

  • 現在使われている管理図面は50年前のもので更新がされておらず、市職員も正確に答えられないことがある。

  • 図面があれば、誰でも机上で対応できるため、市民サービス向上のために最新の図面を常備してほしい。

市側の説明

  • 平成31年に紙の台帳からデジタル管理に移行し、更新作業も行っている。

  • デジタル化前の一部の図面は更新漏れがあるが、工事や修繕時に現場と照合して修正している。

  • 図面の閲覧は法令に基づき市民が求めれば可能。

委員の意見

  • 一部の図面で更新漏れがあったが、基本的にデジタル化により管理体制は整っている。

  • 市民との意思疎通や個別ケースの確認は重要だが、全体として最新化の体制はできている。

採決結果

  • 不採択

建設環境委員会 陳情①「ペットボトルキャップ収集」

 

  • 趣旨・要望:マンションでペットボトルキャップを収集しているが、破裂防止のために分別が必要。認定NPO「世界の子どもたちにワクチンを」に寄附できるよう、市として分別回収を行ってほしい。

質疑・意見のポイント

  1. 市としてはペットボトルキャップは既存の「容器包装プラスチック」として収集・リサイクルされており、独自回収の予定はない。

  2. 学校では一部で環境学習としてキャップ収集を行い、売却益をワクチン寄附に活用している事例あり。

  3. 議員意見:

    • 比留間議員・西宮議員:行政回収は不要。個人や学校での自主的活動で対応すべき。

    • 杉村議員:行政や教育委員会も検討の余地あり。

結果:採決の結果、不採択と決定

建設環境委員会 議案④「R7年度 下水道事業 予算」

 

1. 予算の概要

  • 計画人口:25万1,700人

  • 年間処理水量:3,739万立方メートル

  • 建設改良費

    • 管路建設改良費:8億3,068万7,000円(前年比72.7%増)

    • ポンプ場建設改良費:318万5,000円(前年比73.8%減)

  • 収益的収入:48億8,823万3,000円(前年比1.0%減)

  • 収益的支出:47億9,411万2,000円(前年比0.3%減)

  • 資本的収入:13億299万6,000円(前年比10.3%減)

  • 資本的支出:16億3,558万6,000円(前年比8.7%減)

  • 補填財源:不足額3億3,259万円を消費税・地方消費税および内部留保資金で補填

  • 企業債限度額:8億4,900万円

  • 一時借入金限度額:10億円


2. 収益的事業の主な取り組み

  • 市内都市下水路(総延長約12km)の内部点検・診断による老朽化対策

  • 下水道事業におけるウォーターPPP導入に向けた事前検討

  • 流域別下水道整備総合計画の改定に伴う事業計画認可変更図書作成

  • 下水道事業経営戦略の改定と下水道使用料見直しに関する協議会設置


3. 資本的事業の主な取り組み

  • ストックマネジメント計画に基づく管更生・管布設工事

  • 総合地震対策計画に基づく耐震化工事

  • 下水道施設の維持管理情報一元化と公共下水道台帳システム再構築

    • 現行システムは20年使用で、仕様上の制約あり

    • 新システムでDX化、BCP対応、施設情報の即時共有可能に


4. 特記事項・議論

  • 都市下水路点検:築年数が経過しているため、補修計画をPDCAサイクルで管理

  • ウォーターPPP:将来の事業継続・技術者不足に対応する民間連携手法

  • 経営戦略と使用料改定:令和7年度中に検討、年内会議4回、令和8年度半ば以降に改定の可能性

  • DX化・システム再構築スケジュール:令和7年度再構築、令和8年度稼働予定

  • 取付け管修繕:道路工事に連動した順次補修計画

建設環境委員会 議案③「R6年度 下水道事業 補正予算」

 

1. 補正予算の目的

  • 下水道事業における財政需要の変動に対応するため。

  • 主な対象は以下:

    • 委託料の調整

    • 職員給与・手当・法定福利費・引当金の調整

    • 会計年度任用職員の期末手当・引当金の調整

    • 消費税・地方消費税の調整

    • 過年度損益勘定留保資金の確定による基金積立


2. 収益的収入・支出の補正

  • 収入:5万4,000円増 → 49億3,881万7,000円

  • 支出:1,111万円増 → 48億1,930万4,000円

  • 主な増減理由:

    • 基金利息の増額(利率変更)

    • 消費税・地方消費税の再計算による調整

    • 公共下水道管の委託費減額

    • 押立ポンプ場の緊急修繕費増額

    • 職員給与・賞与・法定福利費の引当金不足補填


3. 資本的収入・支出の補正

  • 資本的収入:2億4,850万円減 → 12億427万1,000円

  • 資本的支出:1億4,614万9,000円減 → 16億4,587万3,000円

  • 主な増減理由:

    • 流域下水道建設負担金額変更による減額

    • ソフトウェアカスタマイズ費用の増額

    • 企業債償還金の利率見直しによる増額

    • 過年度損益留保資金確定による基金積立増額

  • 年度末基金残高見込:93億4,500万円


4. 補正内容に関する質疑

  • 押立ポンプ場の緊急修繕

    • 配管に小さな穴が判明したため緊急対応

    • 他の2台の汚水ポンプは通常稼働で市民生活に影響なし

  • 消費税・地方消費税の増額理由

    • 事業費の減少により仮受消費税が減少

    • 結果として、当初の還付予定から納付へ変更

    • 年によって還付・納付は変動する可能性あり


5. 結論

  • 補正予算案は可決


建設環境委員会 議案②「新町・栄町地区 建築物の制限に関する条例一部改正」

 目的:

新町・栄町地区の地区計画の決定に伴い、建築物や緑地・景観に関する制限を明確化・追加すること。

改正内容:

  1. 府中市地区計画の区域内における建築物の制限条例

    • 新町・栄町地区を対象区域に追加。

    • 用途制限:パチンコ店、射的場、ガソリンスタンドなど特定の施設を建築不可。

    • 敷地面積の最低限度:100~1,500㎡(地区による)

    • 建築物高さ制限:10~25m(地区による)

    • 壁面位置制限や垣・フェンスの構造制限も設定。

  2. 府中市景観条例

    • 新町・栄町地区を対象に追加。

    • 建築物や工作物の形態・色彩など景観基準への適合を義務付け。

  3. 府中市地区計画の区域内における緑地保全・緑化推進条例

    • 新町・栄町地区の緑化率の最低限度を定める区域を追加。

付則・経過措置:

  • 公布日から施行。

  • 景観条例・緑地条例について、現存建築物や1,500㎡未満の増改築など、一部既存建築物には新規制を適用しない場合がある。

住民周知:

  • 地域住民によるまちづくり協議会で検討。

  • 住民説明会や全戸配布の「まちづくりニュース」(23号)で案内。

  • 最終案は令和6年9月に周知済み。

議決結果:

  • 異議なく可決

建設環境委員会 議案①「下水道条例の一部改正」

 改正の目的:

  • 国のデジタル原則に基づく規制緩和に対応し、指定下水道工事店の指定基準を見直す。

  • 営業所ごとの専任技術者規定を緩和し、他の営業所の責任技術者を兼任可能にする。

改正内容:

  • 第7条の第2項を修正:責任技術者は営業所ごとに選任可能とし、兼任も可能とする。

  • 施行は令和7年4月1日から。

質疑内容:

  • 比留間議員:兼任が可能になることによる利点と安全面(埼玉の事故)について確認。

  • 下水道課長:府中市では定期的な管路・施設点検を実施しており、現時点で異常なしを確認。

  • 比留間議員:50年以上経過した下水道もあるため、今後も点検・補修を継続して監視するよう要望。

結果:

  • 異議なく可決